"どんな悲劇に埋もれた場所にでも

幸せの種は必ず植わってる

こぼれ落ちた涙が
如雨露(じょうろ)一杯になったら

その種に水を撒こう"
花の匂い Mr.Children

泣いてしまってすみません…
辛い,しんどい状況を話されるとき
泪を流される方が仰る言葉です

泣いて下さっていいのですよ
泪せずにいられない状態…

どうすれば良いのでしょうか?

先にも後にも
二進も三進も行かない閉塞的状況というのがあります。
個としての自分の欲求が社会通念、倫理、常識に反する場合は特にそうです。
哲学者プラトンの洞窟の比喩というのがあります。
“我々の現状は、地下にある洞窟のような住まいにいる人間である。

そこで人間たちは子供の時からずっと手足も首も縛られていて、

洞窟の奥の壁だけを見ている。首を回す事も出来ない。

彼らの背後には火が燃えていて、

その手前に低い壁状のものがあり影絵の人形のようなものが声と共に動かされている。

彼らは目の前の壁に映された「影」以外の姿を見たことがないので、

「影」こそが真実のものであると信じて疑わない。

音さえ彼らの前の壁に反響して前から聞こえてくるのだから尚更である。“
                             (西洋思想の源流から見る倫理学 プラトンの倫理思想 1 から引用)
洞窟に住む縛められた人々が見ているのは「実体」の「影」であるが、それを実体だと思い込んでいます。

「実体」を運んで行く人々の声が洞窟の奥に反響して、この思い込みは確信に変わるのです。

同じように、われわれが現実に見ているものは、イデア(実相、真理)の「影」に過ぎないとプラトンは考えているのです。


では 
二進も三進もいかない原因である、
しんどい事,辛い事って
何の影なのでしょう?

私はね 
こう考えるんですよ。

しんどい事,辛い事は 幸せの影なのかも知れないってね。

しんどい事,辛い事は乗り越えるべき課題です。

だってそれらを避けれるんだったら
あなたは相手にしないでしょう?

対峙すべき課題。
だから しんどい つらい。

でも乗り越えたら幸せになるんじゃないか
そんな想いは誰でもあるんじゃないでしょうか

だから乗り越えようと もがく。
という事は 辛い事、しんどい事と幸せは繋がっていて
幸せが光で,
辛い,しんどい事は影?
もっと言えば、しんどい事,辛い事は幸せの影?

どうすればその事がわかりますか?

光に照らせばいい、
そしたら実体がみえてきます。

ご一緒に
辛い事,しんどい事に光をあててみませんか?

いいですか、

辛くないことが幸せではない

辛い,しんどい事が
幸せの影だとわかると

光が降り注いで来て 
幸せが見えて来るのですよ

そして あなたの中に
暖かい想いが湧いてくる

そして
その暖かい想いは、
また周りを照らす光となる

その光が 周りを幸せにしていくんですよ。

そんな幸せの光の連鎖のお手伝いが
出来たらいいなって想ってます。

あなたと一緒に光をみつけることができたら
あなたの辛さ,しんどさが 
暖かい思い出に変わる…
そんな日が来る

そう信じています                院長 拝

 

 

 

 

幸せの影を越えて

 

"信じたい 信じたい

人の心にある
あたたかな奇跡を信じたい

信じたい 信じたい

誰の命もまた誰かを輝かす為の光
" 花の匂い Mr.Children