読んでみて下さい。

院長主催のNPOのエッセイ集が出来ました。

 

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註 *直観; ここで云う直観は西田幾多郎やHenri Bergsonの云う直観です。端的に云えば、自己を客観的に観るということです。詳しくは診察の時にお話ししますね。

みこころデイケアブログができました。

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2つの論文がフランス最古の精神医学雑誌に掲載されました。

1)精神と物質 

Ann Med Psychol (Paris)Volume 171, Issue 10, Pages 680-686 (December 2013)

全ての精神障害の根本は潜在性(virtualité)にあり(一元論),それが出来事(événement)を経て強度(intensité)となりその影響が閾値を超えると、紐帯での知覚運動円環の遅延を生じず、物質である脳ではn神経回路網の異常発火を生じせしめる。非物質である精神ではnoesis及びmetanoesisの障害となり、物質と精神の双方が直接的には作用しないが、intensitéを介して互いに影響しながら(並行論),ネオ器質力動論による精神病理学的円環が回り出す。以上の考え方を精神の一元論的並行論と呼びたい

新たに3つ目の論文がフランス最古の精神医学雑誌に掲載されました。

新たに4つ目の論文がフランス最古の精神医学雑誌に掲載されました。

4 精神が苦悩する事からの脱出レジリアンスとは何か? –http://www.ascodocpsy.org/santepsy/index.php?lvl=notice_display&id=342284

この論文では、精神がなぜ、そしてどのように苦悩するのか、そしてレジリアンス、或いは自然治癒力とは何かを議論する。

この論文では、精神の病的状態からの復元、回復としてのレジリアンスを目に見えるレベルと目に見えないレベルに分けて議論した。精神の病的状態からの復元、回復を議論するには、精神の病的状態とはどういう事象なのかを理解しなければならない。 精神が病む事はない。反復を愛する器官 である心が希望と絶望の間を大きく反復する時、反復を嫌う¨交換の器官 ¨である脳に、神経回路網の異常興奮が起こる。それが繰り返えされることによって脳は変性し、結果としての精神症状が表出して精神は苦悩するのである。精神病は結果として目に見える結果として脳病であって、シナプス病であるが、精神病 の源泉は病む事の出来ない精神にあるのである。我々は、精神を精神足らしめる全ての要素を知る事ができていない。精神は不確実性に支配されている様に見えるが、感覚的刺激や量子ポテンシャルを通して、環境は脳の神経回路に影響を与え、症状を発現させ、其の動態を決定付けている。そして環境に影響された精神は逆に、取り巻く環境に影響して変化を生じさせる。このように精神状態は取り巻く環境とともに常に変化する。従って、其の意味で、全ての精神疾患はスペクトラムであると言える。

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まもなく、5つ目の論文がフランス最古の精神医学雑誌に掲載される予定です。掲載日は未定

タイトルは 「精神医学の危機と しての境界例ー境界性人格障害とは何か?」です。この論文では、何故、境界性人格障害を明快に説明することができないのか?について論説し、著者のネオ器質力動論及び精神の一元論的並行論を用いて論じています。

ニュースです!

みこころクリニックの院長が、この度、フランス最古の精神医学、心理学学会である、La Société Médico-Psychologique の国際会員に選ばれました。

3)ネオ器質力動論(新しい精神疾患の分類

Ann Med Psychol (Paris) Volume 172, Issue 8, Pages 606-614 (October 2014)

臨床的現実一致した分類、精神科医の仕事と責任に必要最低限の疾病学として、また非精神科医にも現在の患者の精神状態が把握できる理論としてネオ器質力動論を提案した。この理論を応用すれば患者の精神疾患の精神病理が把握できる為、論理的に薬物療法ができるようになる。従って非精神科医でも患者の精神状態の把握及び治療方針を理解できるようにるため精神疾患への偏見が無くなり、結果として精神病患者の真の解放へと繋がると確信する。

 

みこころクリニック

大阪市北区西天満 5−14−2 西天満NCC BD 1F

心療内科 精神科 

児童精神科 内科 皮膚科

 院長挨拶 ー心身を診るホームドクターとしてー

西天満にあるクリニックです。

当院が皆様のお役に立てればいいなと

真剣に取り組んでいるのは 生きづらさからの脱却です。

精神が、心が苦しい、しんどいということからの脱出です。

何が貴方らしくて、何が貴方らしくないのか...。

貴方らしさとは何か?は、貴方の生きづらさを直観する*ことから見えてきます。

辛さ、しんどさを誤魔化したり、そこから逃げるのではなく、

生きづらさの課題を乗り越えることで脱出し、一緒に成長しましょう!

みこころクリニックでは引きこもり、不登校のご相談にもお応え致したいと存じます。

デイケアも"みこころ"らしい取り組みを目指していきます。

みこころクリニックでは、児童思春期及び成人における発達障害をはじめとする

生きづらさを少しでも改善したいと考えています。

そのために専属心理士とともに心理検査、発達検査を駆使し現状を把握するに加えて、

専属精神保険福祉士とともに生活環境へのアプローチも積極的に行っています。

成人型ADHDの診断、治療も行っており、他院からの紹介患者様も多く診させて頂いております。

みこころクリニックでは こころの問題だけでは無く、内科的問題に対しても対処させて頂きます。

 

緊張なさらずにおいで下されば嬉しい限りです。

 

あなたがあなたらしくある為に... 。みこころクリニックは日々研鑽し成長して行きます。

 

 

院長 拝

 

2)精神病はシナプス病か?

Ann Med Psychol (Paris). Volume 171, Issue 10, Pages 687-692 (December 2013)

John Hughlings Jackson は、
機能階層に対応する3つの解剖学的層における神経系の階層システムを提案した。Henri EyによりOrganodynamismと名付けられた architectural modelの心と意識へ適応には、異なる脳領域間の超解剖的な土台が必要である。精神疾患とは、シナプスの病であろうか?私の理論、ネオ器質力動論は精神の物質への影響及び相互作用を前提としているが、この論文で検討したのは、あくまで物質としての脳の基盤上の変化についてである。精神病の急性期,及び超急性期の超解剖学的、生理的、生化学的変化を,非物質である精神が如何にして引き起こしうるのかについては別に報告する((1)の論文)。

 

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